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■使い方の自由 組み合わせの自由
形が単純で、絵付けも素朴なやちむんは、
和・洋問わず幅広い料理に合わせることができます。
私は、やちむんの中皿(5寸皿)で朝食のパンを食べ、
夕食では、同じお皿が、和食のおかずの取り皿になります。
また、右の写真のようにプロダクト製品との相性もなかなか。
自由な発想で使い方を楽しみ、組み合わせを楽しむことができる。
やちむんは、そんなふうに自由で、懐の大きい器なのです。
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■収納の美学 |
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多くの和食器がそうであるように、やちむんは一寸(3cm)
刻みのサイズでつくられています。(0.5寸刻みもあり)
そのため、同じ形の器で違うサイズを集めれば、
意識しなくても自然と入れ子状態になるのです。
左の写真は、6寸、5寸、4寸マカイ。
このように、ピタリと入れ子になる姿は、やはり美しい。
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やちむんの皿やマカイを見ると、中央に釉薬がかかっていない
素焼き状態の輪があることに気付きます。
これは、窯入れの際に器を重ねて入れることによってできる
重ね焼の跡。
もともと重ねて焼かれているので、重ねやすいのは当然のこと。
重ねやすいということは、収納しやすいということです。
入れ子にできて、そのうえ重ねやすい。
やちむんは、狭いキッチンでコンパクトに収納できる、
とても機能的な器なのです。
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■大人から子供まで |
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皿は3寸(9cm)〜1尺(30cm)まで、
マカイは3寸(9cm)〜6寸(18cm)までと、
同じ形でサイズが豊富なやちむんは、
大人から子供まで幅広い年代で使うことができる器です。
大人用の中皿(5寸皿)は子供用の大皿に、
大人用の小鉢(3寸マカイ)は子供用のご飯茶碗に。
わざわざ子供用のお皿を揃えるのではなく、
大人と同じで少し小さめの器を。
その方が、子供はごはんをおいしく食べることができるし、
なにより無駄もありませんね。
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■バリエーションを楽しむ |
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やちむんは、絵柄の豊富な器です。
そのモチーフは、おそらく沖縄の海や植物、空などの自然。
その鮮やかな色彩、伸びやかな線や点は、眺めているだけで
心が躍ります。
皿とマカイが主であるやちむんは、形は単純で均一なので、
そのぶん絵柄のバリエーションを楽しんでもらえたらと思います。
例えば中皿が3枚必要な場合、同じ絵柄を3枚揃えるのではなく、
違う絵柄で3枚選ぶ方が、きっと楽しいの思うのです。
それはつまり、「揃えない揃え」
今日はこの絵柄。明日はこの絵柄。
毎日の献立や気分にあわせて、器を楽しむ。
やちむんは、そんなバリエーションを楽しむことができる器です。
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